節電塗装の工事の流れ(その6)・点検、足場解体、引渡し、集金
節電塗装の省エネマンです。
早いもので今日と明日で9月も終わりですね。
残暑が厳しかったのがウソのような、穏やかな1日でした。
今回は、「工事の流れ」の最終回になります。
9.
点検、足場解体
10.
引渡し
11.
集金、振り込み
塗装の下塗り、中塗り、上塗りが終われば、
いよいよ足場の解体…(業界用語で『バラシ』といいます)…になりますが、
解体撤去する前に、お施主さんに
塗装の点検をしていただきます。
お施主さんから、「見なくてもいいよ」と言われたりしますが、
省エネマンの現場では、できるだけお施主さんに上っていただき、
2階の外壁や屋根の塗装に塗り残しがないか、
という点検や確認をお願いしています。
お施主さんから、
「見てもわからないから、それに信用してるよ」
と言われることもあります。
面倒でなければ、下からでは確認できない部分があるため
ぜひ見てもらうことをお勧めします。
そして、一緒に回りながら「説明してあげる」ことも大事です。
早く塗装を終わらせて、早い集金を要求する業者なら、
ここまで要望することはないでしょう。
たとえ2週間前後の塗装工事期間であっても、
大切な住宅をリフォーム塗装する責任があります。
そして、屋根や外壁塗装は、1万円や2万円の買い物ではありません。
100万円単位のお買い物をしていただいたというのに
塗ったらそれで終わり、ではあまりにもあっけないです。
このタイミングには、理由があります。
塗装後の点検には、職人がまだ現場にいる時がお互いにいいからです。
お施主さんに塗装の確認をしていただくことで
職人たちも次の現場に安心して向かうことができるのです。
お施主さんが高所恐怖症とか、
高齢者の場合には、無理に上ることを勧めませんが、
その時は、
撮影した写真で工事の内容を説明させていただきます。
それから、足場撤去の際には騒音が出るため、
撤去する前に、近所へ通知することも忘れてはいけません。
足場解体が終われば、引渡しになり、
集金の手続きに入ります。
省エネマンが訪問販売会社に在籍していたときは、
営業マンに現金集金をさせませんでした。
振り込み手数料は業者負担で、お施主さんに振り込んでもらいます。
集金したお金を落としたり、盗難などの余計な心配をせずにすむため
いいシステムだと思います。
訪販の業界では、同じ塗装業界を渡り歩く強者がいて、
集金したお金を横領する悪い人がいたことをよく耳にしました。
振り込みは、集金事故対策や、値引き防止に効果があります。
ここで大事なことは、工事前に見積り書に書かれていることが
全部施工されたかどうかの確認作業です。
営業マンや塗装業者に、
「サービスで塗ります」とか
「ここもついでに塗っておきます」
などの
「サービス塗装」や「ついで塗り」などは、特に注意が必要です。
面と向かっては確認しづらいと思いますので、
まず自分の目で点検を兼ねてチェックすることをオススメします。
本来なら、見積書に記載のない工事は、
口約束でなく業者に「一筆書いてもらう」と安心なのですが、
サービス塗装にそこまでしなくてもいいだろう、と気が引けてしまうものです。
あとになって言った言わないなどと、後味の悪い思いをしないためにも、
「業者選び」を慎重に行ってくださいね。
塗装業者選びには、
「相見積もり」や「既存の施工現場への案内をしてもらう」など
少しでも納得できる方法で慎重に時間をかけたほうがいいです。
「塗装業者の選び方(業界のウラ話)」も参考にしてくださいね。
ここまでお読みいただきお疲れさまでした。
今回のリフォーム塗装の工事の流れが、お役に立てれば嬉しいです。
省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。
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