2012年・夏のエアコン節電は去年よりも厳しくなりますよ

省エネマン

2012年06月06日 09:58

2012年・夏のエアコン節電は去年よりも厳しくなりますよ

こんにちは。
省エネマンです。

企業の節電特集を長野朝日放送さんで取り上げていただき
世間の関心が節電に向けられていることを感じます。


今回は、一般家庭や企業さんの節電について一言。

計画停電にさせないためには、
今年の夏も節電を求められるのは確実です。

もし、2012年の節電要請の内容が去年並みになれば
かなり厳しい状況を迫られることになります。


仮に、2012年の夏の節電が去年と同じ15%カットを求められた場合…


去年(2011年)は、前年比に対しての節電でした。

しかし、今年(2012年)は、2011年度分に対しての節電になります。


これは、2010年度分に対して15%節電することよりも、

さらに厳しくなるのはおわかりいただけるでしょうか?


2010年の電気代が10万円とすると、

15%節電は、1万5千円節約して8万5千円になります。


そして、今年も前年比15%節電に決まれば、

8万5千円に対して15%節約することになるので

8万5千円 × 15% = 1万2750円となります。


数字がゴチャゴチャしてわかりにくいですね。



まとめると、

2010年の電気代が10万円

2011年の電気代が8万5千円 (前年比15%カット)

2012年の電気代が7万2250円 (前年比15%カット)

となり、2010年度分と比較すると、2万7750円の節電になります。


2年連続で15%の節電要請になれば、

27,750円÷100,000円=0.2775 となり、

27.75%もの電気代を節約することになるのです。




去年、過酷な節電対策をされた企業さんの報道を思い出せば、

現実的ではない数字だと思います。


猛暑日に熱気あふれる職場で働くことは、

労働意欲をそぐことにもなりかねません。


節電を重視すると熱中症で搬送される人が、

昨年よりも増えるのでは?と心配になります。


あなたは、無理のない節電対策をしてくださいね。

どんな節電方法をとればいいのか、これまでにもブログに書いてきました。

ご参考になれば幸いです。


省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。



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