「熱」を制する技術は「節電」に勝つ!
「熱」を制する技術は「節電」に勝つ!
こんにちは。
節電省エネマンです。
今朝の新聞記事で次の見出しに注目しました。
「住宅の冷暖房に地熱利用」
上田市のコロナ技建、という会社。
長野県で「地熱」の利用では、最先端の建設会社です。
地熱というのは、
地中熱のことを言います。
地球の中心の温度は、約6000度で、
太陽の表面温度と同じ程度とされています。
6000度と聞いても、想像もつかない温度ですが、
火山の噴火で流れる
溶岩の温度が、約1000度くらいといわれるので
溶岩(マグマ)の約6倍の熱さになります。
この地熱が家にどのように影響するのかというと、
むずかしい理論は省くとして、
地熱を床下から取り入れることで
室内の温度が、10度は確保できるようです。
つまり、冬の室内温度が0度のときに、
地熱を取り入れることで室温は10度を保ちます。
10度の目安は、春の4月から5月の外気温の最低温度です。
少し、肌寒く感じる程度ですかね。
「冬」は、
節電のための設定温度が「20度」とすると、
10度から20度に上げるための暖房費は、
0度から20度に上げる時に比べて、費用が半分になります。
「夏」は、
外気の高温が屋根から屋根うらに伝わり、
室内に入り込むために高温になってしまうのですが、
地熱の10度が、逆に熱を冷ます働きをするので
冷房費の削減ができるというわけです。
1年を通じて、安定した温度を確保できるため
冬も夏も節電できるのでうれしいですよね。
地球温暖化を防止するために、
太陽光の熱を利用するか、
地球の核(コア)の熱を活用する技術開発。
「熱」を制する技術は「節電」につながるため、
省エネマンは、地熱の利用に注目しています。
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