「熱」を制する技術は「節電」に勝つ!

省エネマン

2012年02月15日 10:32

「熱」を制する技術は「節電」に勝つ!

こんにちは。

節電省エネマンです。


今朝の新聞記事で次の見出しに注目しました。

「住宅の冷暖房に地熱利用」



上田市のコロナ技建、という会社。

長野県で「地熱」の利用では、最先端の建設会社です。




地熱というのは、地中熱のことを言います。

地球の中心の温度は、約6000度で、

太陽の表面温度と同じ程度とされています。



6000度と聞いても、想像もつかない温度ですが、

火山の噴火で流れる溶岩の温度が、約1000度くらいといわれるので

溶岩(マグマ)の約6倍の熱さになります。



この地熱が家にどのように影響するのかというと、

むずかしい理論は省くとして、

地熱を床下から取り入れることで

室内の温度が、10度は確保できるようです。



つまり、冬の室内温度が0度のときに、

地熱を取り入れることで室温は10度を保ちます。



10度の目安は、春の4月から5月の外気温の最低温度です。

少し、肌寒く感じる程度ですかね。



「冬」は、

節電のための設定温度が「20度」とすると、

10度から20度に上げるための暖房費は、

0度から20度に上げる時に比べて、費用が半分になります。




「夏」は、

外気の高温が屋根から屋根うらに伝わり、

室内に入り込むために高温になってしまうのですが、

地熱の10度が、逆に熱を冷ます働きをするので

冷房費の削減ができるというわけです。




1年を通じて、安定した温度を確保できるため

冬も夏も節電できるのでうれしいですよね。



地球温暖化を防止するために、

太陽光の熱を利用するか、

地球の核(コア)の熱を活用する技術開発。



「熱」を制する技術は「節電」につながるため、

省エネマンは、地熱の利用に注目しています。


★冬の節電・12月1日から来年3月31日まで

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