2012年03月22日

屋根の塗り替え時期を「画像で」チェックする方法

屋根の塗り替え時期を「画像で」チェックする方法

こんにちは。

省エネマンです。


埼玉の足場倒壊事故は、足場業者の手抜きが原因のようですね。

安全対策の見直しは、建設業者にこそ強化されるべきです。


◆屋根の塗り替え時期を「画像で」チェックする方法


屋根の場合、簡単に登って点検するのは危険です。

滑りやすいですし、重みで抜けることもあります。

屋根の点検は、できるだけ専門業者に任せてくださいね。



2階から見ることができればいいのですが、

地上から見て、チェックすると安全です。



塗装できる屋根は、「金属系」や「セメント系」に限られてきます。

金属系ならトタン屋根や折半屋根など。

セメント系なら、モニエル、コロニアル(カラーベスト)など。


屋根の場合は、外壁よりも環境条件が悪いです。

雨を直接受けたり、黄砂やダイオキシンなども蓄積したり、

特に、冬の雪は長く屋根に残るため劣化を促進させます。



外壁なら10年もつ塗料でも、屋根なら3年ぐらいしかもちません。

屋根と外壁を同時に塗装しても、屋根のほうが先に傷んでしまうものです。

できることでしたら、屋根の塗料は耐久性の長いものを選ぶと長持ちします。



では、屋根がどんな症状になれば、塗装を考える時期なのかについて説明します。



「サビ」

最近では、錆びないガルバリウム鋼板に人気がありますが、

ガルバリウムも錆びますので注意してください。

サビたからすぐに穴があくわけではないのですが、

サビが飛散すると吸い込む危険がでてきます。


トタンのはがれ



トタン屋根のさび
























「コケや藻」

屋根に水分が溜まるとコケや藻が発生するようになります。

そのままにしておくと、屋根うらに水分が浸入することにも。


コロニアルのコケ

















「木部の色あせ、腐食」

木部は塗装で防水効果をもたせていますが、

塗装が劣化すると、水の吸収と排出を繰り返し、

木の内部まで腐食させてしまいます。



木部の劣化














「雨どい」

色あせや劣化で穴があくようになります。

建物を水から守るための役割ですので、雨どいが傷んでいたら塗り替えどきです。



雨どいの塗装















「軒天井」

雨や雪の吹きつけにより、軒天井も傷みます。

黒カビやコケが発生すると、塗り替えの目安です。


軒天井の塗装













長野県は寒暖の差が激しい地域です。

屋根のリフォーム塗装は、外壁よりもマメにおこなうと屋根材が長持ちします。


普通の塗料よりも少し高くなりますが、断熱塗料で屋根の塗装をすると

一年中、室内の温度が安定するために、光熱費の削減効果が期待できます。

今年の暑さ対策にも、断熱塗料で節電塗装を検討されるのもいいですよ。




省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。


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Posted by 省エネマン at 11:32│Comments(0)屋根の点検
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