2012年03月30日

営業マンに「20年以上持ちますよ」と言われたら

営業マンに「20年以上持ちますよ」と言われたら


こんにちは。

省エネマンです。


訪問販売の営業が盛んに活動してますね。

知人からこんな相談をうけました。



「いゃあー、しつこいのなんのって…

うちの外壁を見て、

『一度、詳しい者に話を聞いてみたらどうですか?』ってうるさいんだよ。

まだ考えてないから…って返事をすると、


『うちじゃなくてもいいんですけど、いずれやりますよね?』とか

『ちゃんとした専門家の話を聞いておいたほうがいいですよ』なんて

次から次へよくしゃべるよ…。


『ご主人さんは、今度塗装するとき、何年ぐらいもたせるつもりですか?』って聞かれたから、

2~30年はもってほしいねって適当に答えたら、

『ありますよ』って言うんだよ。

そんなに持つかい?」



知人は、おっとりタイプなので訪販の標的にされたようです。(笑)

訪問販売との契約の危険性については、他の記事を参考にしてもらうとして、


「20年や30年以上もつ塗装について考えてみましょう」


たとえ、外壁に30年もつ塗料があったとしても、

それまでに他の部位の塗装がもたないですね。


車でも同じことがいえます。

エンジンが丈夫でも、車検のたびに他の部品を交換するように。


外壁塗装1
















外壁塗装2
















外壁塗装3















特に、屋根塗装の場合は、耐久性が外壁の3分の1と短く、

鉄部や木部になると、もっと短くなり5~6年といったところです。


外壁を長くもたせるよりも、

屋根や鉄部、木部のバランスを考えて

全体を10年周期ぐらいで塗り替えられると理想ですけどね。


ただ気をつけてほしいのは、

職人を自社で抱えていないリフォーム会社は、

下請け業者に安い値段で発注するので

下請けの職人は、値段に見合った仕事しかしないことです。


それに、心配なのは職人の技量が不明です。

下請けの職人は、施工した現場を教えません。

その理由は、自分が元請けの仕事じゃないからです。



テレビCMやチラシの内容が魅力的かもしれませんが、

訪問販売の塗装会社は、イメージ広告をうまく利用します。

広告代は、あなたの塗装代に含まれていくのです。



地域で長く暮らすことを考えれば、

外壁塗装や屋根塗装の業者選びは、

地元に会社があり、

社長が職人で、

自社に職人がいて、

何かあれば、すぐにかけつけてくれる。

そんな業者選びをしてくださいね。


地域に、これといった塗装屋さんが見つからなければ

省エネマンにご相談ください。


省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。


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Posted by 省エネマン at 11:37Comments(0)品質と耐久性

2012年03月12日

「塗装は人の骨と肉」

「塗装は人の骨と肉」

こんにちは。

省エネマンです。


長野県は朝から雪になり、

冬の寒さに逆戻りです。



「塗装は人間の骨と肉」のお話をします。

前回の続きですので、お読みでない方はこちらをどうぞ

★悪質な業者は、下地調整で手抜きをする!



断熱塗装や節電塗装の違いって何でしょう?

違うのは塗料の種類であって、

塗装する工程に大して違いはないものです。


外壁塗装













今年も猛暑になることを予想して、断熱塗装の人気が出ると思いますが、

塗装する職人や会社の考えかたによって

塗料の効果が、発揮されたりされなかったりします。

うかつに飛びつかないように気をつけてください。



屋上塗装













今では塗装の塗り回数は、「3回塗り」が主流になっています。

下塗り、中塗り、上塗りといったぐあいに。



あなたは、塗っている場面を重視するかもしれませんが、

リフォーム塗装で一番重要なのは、塗装よりも下地調整ですからね。



地味な仕事だけに、手を抜く職人や業者がいるというわけです。

塗ってしまえば、見えなくなる部分ですから。



それは、おいといて

簡単に3回塗りの説明をしますね。


1回目の下塗りは、下地調整したあとに塗るもので、

中塗りと上塗りがよく密着するようにさせるための接着剤のようなものです。



2回目の中塗りは、下塗りと上塗りの間に塗られる層ですが、

できるだけ平らな下地を作り、上塗りを補強させる役割があります。



3回目の上塗りは、仕上げとして厚みをつけながら

塗料の機能を持たせるようにムラなく塗っていきます。




このように、塗装というのは人間のカラダで言うと

「下塗りが骨」、「中塗りが肉」にたとえることができます。



じゃあ、上塗りは?

お好みの洋服ですね。



では、気になる下地調整は何に例えられるでしょう?

省エネマンは、


…「魂」だと思っています。

「ハート」や「情熱」のような、目に見えないものというか。

とても大切なもの。



下地調整は、リフォーム塗装で一番大事にもかかわらず、

塗られてしまえばわからなくなります。



いい塗装をお望みでしたら、

塗り回数よりも、

会社のネームバリューよりも

「魂」を大事にする業者さんを探してくださいね。



看板に魂の文字が入っている会社?

まじめな職人は、恥ずかしくて看板にそんな文字出せません。

看板で表現するのは、自信がないからじゃないですか?



大事なのは、クレームを出さずに

お客様の満足度を高めることなのでは?



省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。


外壁や屋根が気になったり、訪販の営業がうるさいときは

省エネマンにご相談くださいね。



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Posted by 省エネマン at 11:13Comments(0)品質と耐久性

2012年03月07日

断熱塗料の「耐久性」って何?

断熱塗料の「耐久性」って何?


こんにちは。

省エネマンです。


今年になって一番の暖かさですね。

春はもう目の前のようです。



今回は、「塗料選び」の参考になるように

「塗料の耐久性」について少々。



あなたは、こんな疑問を持ったことないですか?

「塗料って何年もつの?」とか、

「長持ちする塗料で塗ってほしいけど、高いだろうな?」なんて。



塗装業者やリフォーム会社の担当から

「20年もちますから…」とか

「この塗料は長持ちしますからお勧めです」

こんな言葉も耳にしたことがあると思います。



「手に白い粉がつくから塗り替えのサイン」とか

「壁が汚れてきたから塗り替える」

などで判断して塗り替えるのもいいんですが、

塗装業者でさえ

「もつ」とか「耐久性」の意味を知らない人が多いです。



外壁塗装や屋根の塗装を依頼するとき、

あなたは塗料を選ぶことになるのですが、

塗料の種類によって「耐久性」が違うことはご存知ですよね。

塗料の耐用年数
部位によって、塗料を使い分けます。

塗りにくいところは刷毛を使いながら。




塗装にも適材適所があって、

塗装する部位によって、塗料を変えていきます。

ですから、外壁や屋根塗装をするときには、

1種類や2種類の塗料では間に合わないのが普通です。

木部、鉄部などでも使い分けます。



外壁塗装と塗料



塗料にも耐用年数があるように

塗装する場所によっても


耐用年数が違ってきます。



そして、耐久性が長い塗料ほど高級な塗料というわけです。

では、この「耐久性って何?」に戻りますね。



例えてみれば、塗料の「賞味期限」でしょうか。

それとも「有効期限」のほうがしっくりするかも。



各塗料メーカーでは、塗料の耐久性を調べるために、

「耐候促進試験」という検査を行います。



この試験は、屋外から受ける数年分の紫外線を作り、

塗料を塗装した面に照射し、耐久性を調べます。



調べるのは、ツヤが引ける状態です。



塗料の耐久性を決めるモノサシは、

ツヤが引けた状態で決まります。



塗装したばかりのツヤを100%とすると、

80%までツヤ引けした状態が

耐久性の基準とされます。



ツヤが80%まで引くまでの日数や年数を

耐久性としているのです。




塗料メーカーが保証している耐久性って

ツヤ引けするまでの期限なんですよ。



ちなみに、省エネマンが推進する「コートpc200」の断熱塗料は、

約10年の耐久性の効果があります。



「塗料別の耐用年数まで持たないホントの理由」

の中で、塗料別の耐用年数をお知らせしましたが、

塗料の耐久性は、このような試験で決められているんです。



紫外線は、塗料にとっていかに大敵かわかりますね。

住宅を劣化させないように塗装しますが

紫外線に強い断熱塗料なら普通の塗料よりも長持ちします。



あなたの外壁、塗料のツヤがなくなっていませんか?

時々、外壁や屋根のツヤを点検してみてくださいね。



省エネマンは、あなたのリフォームを全力で応援します。


ツヤ引けを見てほしい人は、省エネマンまでお気軽にどうぞ。

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Posted by 省エネマン at 10:55Comments(0)品質と耐久性

2011年09月18日

なぜ住宅の塗り替えが必要なのですか?

なぜ住宅の塗り替えが必要なのですか?


節電塗装の省エネマンです。

残暑が暑すぎて、熱中症になりそうですね。

急にからだを熱すると危険だそうです。気をつけましょう。



さて、今回は塗り替えについてお話しします。

どうして、住宅は一生のうちに何回も塗り替えするのでしょうか?

あなたは不思議に思ったりしませんか?



Q:なぜ住宅の塗り替えが必要なのですか?


新築の住宅も数年~十数年経つと、塗り替え工事が行われます。

これは、住宅の耐久年数と塗料の耐久年数の違うことも原因の一つです。


次の写真を見てください。日本と外国との住宅寿命の違いです。

イギリスが141年、アメリカが103年に対して

日本の木造住宅の寿命は、平均30年という統計が出ています。





「住宅統計調査資料より抜粋」


木造住宅の耐久年数は、約30年

鉄筋コンクリート住宅で、約50年ほどです。




A:住宅の寿命に比べると、塗料の耐久年数が約10年前後から15年。

現時点で販売されている高級塗料でも20年が耐久性の限界です。

つまり、住宅の寿命の間に2回から3回以上の塗り替えが必要になるのです。





では、住宅の塗り替えをしないとどうなるのでしょうか?


建物の表面の層が、紫外線や雨、雪、鳥のフンなどの影響を受け、

建材が破壊されてしまいます。


屋根や外壁などに穴があいたりすると内部に水が入りこみ、

やがては柱や土台の木部などを腐らせてしまいます。


そうなると、塗り替えの限度を超えてしまうので

住宅のリフォームもしくは建て替えになってしまいます。



そもそも、日本の住宅寿命が30年自体に問題があります。

戦後の日本が復興するために、急ピッチで住宅の建設が進みました。


とにかく、住む家をもつことが先決だったのです。

当時は、50年も100年も耐久性のある住宅づくりの考えはなかったのでしょう。



言いかえれは、「日本の住宅は30年で壊れる建物」だともいえます。

永久的に住める家では建設業界が困るわけですね。



家電製品も同じことが言えます。

テレビや洗濯機が10年ぐらいで不具合が出てくることに似ています。



現時点で、「断熱防水シートのサーナルーフ」の耐久年数が50年以上あることと、

「コートpc200」の断熱遮熱防水塗料が20年以上の耐久性があることがわかっています。



塗装費用は一般の防水シートや塗料に比べると高いですが、

生涯のランニングコストで比較してみると、

リフォーム回数が減るため、費用対効果が高いと言えるでしょう。



節電塗装や節電防水シートが開発されたために

日本の住宅寿命を延ばすことができるようになりました。



あなたの大切な資産を保持するためには、

慎重な塗料選びが大事だと覚えてくださいね。


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Posted by 省エネマン at 18:44Comments(0)品質と耐久性

2011年09月03日

節電塗装の品質と耐久性について

節電塗装の品質と耐久性について


省エネマンです。台風が過ぎ去り、穏やかな坂城町です。

上田も一時大雨になりましたが、すぐにやみホッとしてます。


Q:節電塗装の品質と耐久性について

各塗料メーカーから販売されている節電関連の塗料は、

屋根用、外壁用とあります。


窓ガラス用の遮熱塗料も扱うメーカーもありますが、

施工方法の面で、ガラスの透明度が落ちる欠点があります。


そこで、一般的な断熱塗料と遮熱塗料について述べてみます。


屋根には遮熱塗料を使われる場合がほとんどですが、

品質の面では、太陽熱を反射させても屋根材に蓄熱が残るようです。

その結果、夜中にじわじわと室内に高熱が侵入してしまう欠点があります。


耐久性は、10年前後しか持たないものが多く、

早ければ5年過ぎたあたりで塗膜の劣化が見られるようです。


再塗装のサイクルが早いことが

費用対効果としては考えさせられるところです。


そして、外壁には断熱塗料がよく使われますが、

品質の面では、断熱効果が期待されたほどではないようです。


仮に、室温が下がったとしても、屋根の遮熱塗装の効果なのか

外壁の断熱塗装の効果なのかがはっきりしないもどかしさがあります。


耐久性は、10年以上持つとされているものが多いですが

10年以上の保証書が出されるかどうかは疑問です。


塗料メーカーでさえ、10年保証がされないことが多いので

塗装会社の独自保証の形で発行されることがあります。


保証内容は、お施主様のほうで十分にご確認されることをお勧めします。

防水効果がなくなることを塗膜が切れるといいますが、

防水が効いている期間の保証だといいのですが…。


断熱塗装の防水効果が切れる時期は、

一般の塗料よりも早いものが多いようです。



A:結論として、遮熱塗料の弱点、断熱塗料の弱点が

改良されない限り、品質と耐久性の向上が見込まれないのが現状です。



ただし、コートpc200は、屋根と外壁のどちらでも施工できるすぐれた塗料です。

「断熱遮熱防水塗料」とも呼ばれ、現時点では最先端の塗料でしょう。


品質は、遮熱と断熱の両面の機能により、外気の高熱を遮るため

室内に熱が侵入するのを防ぎます。


耐久性として、下塗りと中塗りにコートpc200を塗布しますが、

中塗りの状態でやめても10年は塗膜が切れません。


上塗りの仕上げとして、シリコン塗料などを塗り重ねれば、

シリコンで最低10年の防水効果がありますから

コートpc200の塗料と合わせれば、

最低でも20年以上の耐久性が期待できます。



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Posted by 省エネマン at 21:31Comments(0)品質と耐久性