節電塗装で省エネする方法

外壁塗装で手抜きをされない方法(モルタル壁)


節電塗装の省エネマンです。

寝相が悪くて、お腹を冷やしたかも？で体調が少し不良の一日でした。


長野県の上田市に住んでいますが、夜はコタツをつけています。

寒さ対策のために、ストーブも一応出ています。


長野の夏は涼しいイメージがありますが、冬はとにかく寒いです。

今年のように暑さ寒さが極端な年は、建物が傷むのも早いものです。



今日は、「外壁塗装で手抜きされない方法」についてお話しします。


この写真をみてください。



ヒビ(クラックともいう)が出ていますね。

髪の毛のような細いヒビをヘアークラックといいますが、

細いヒビが出始めたら、塗り替えのサインです。




細いヒビだから安心だとばかりに油断していると

いつのまにか傷口が広がってしまうので注意が必要です。



Q:ヒビには、縦のヒビと横のヒビが出るのですが

どちらのヒビが危険だと思いますか？


ヒビができると、そこから雨や雪水が浸入するため

どちらのヒビも危険のような気がします。



A:危険なのは、横に広がるヒビです。

もちろん縦のヒビも安心できません。


横に広がるヒビは、上からの水の流れを受け止め、

縦のヒビよりも多く水が浸入してしまうのです。



塗り替え塗装をする場合、

このようなヒビには、必ずコーキング処理をします。



コーキングとは、塗装の前の下地処理(下地調整)のことです。

塗装よりもむしろ大事な工程といえます。

これを怠るのが手抜き業者です。



去年、外壁の塗装をした現場ですが、このような外壁のありさまでした。










ご主人は、外壁が汚れてきたので塗り替えを頼んだのですが

たまたまのタイミングで、流れの職人に頼んでしまったそうです。


長野では、遠くから来た人を「流れの人」とか「旅の人」などと

おしゃれな呼び方をします。


しかし実態は、訪問販売の典型的な業者なので

もっとも警戒しなければいけない人たちです。



「かべ…安く塗るよ」

と、５０代の職人風情の男性が、

庭にいるＡさんに、気さくに声をかけてきたそうです。



県外ナンバーの車を確認していたのですが

その男性のとつとつとした話し方に好感をもってしまったのです。



もっとも、見るからに怪しそうな人には

何も頼みませんけどね。




外壁の塗装に手抜きをされない方法として、

こんなふうに職人さんに聞いてみてください。



「外壁によくみかけるミミズ腫れのようなスジは、

どうしてできるのですか？」



いい仕事を追究しない職人たちは、

よりよい仕事をめざそうとはしないものです。



ミミズ腫れがあろうがなかろうが、

知ったことではないのです。


腕のいい塗装職人が減っていく中で、

訪問販売の会社から安値で仕事を与えられ、

職人が育たない風土にも問題がありますけど…。



答えは、「コーキングの中の可塑剤(かそざい)が、塗膜を溶かして外ににじみ出て、

ほこりやチリで黒くにじんでしまった」からです。


今では、コーキングには「変性シリコン」を使いますが、

普通のシリコンやウレタンコーキングを使うとミミズバレの現象が発生します。



「旅の人」や「流れの人」に塗装を発注するのは、

いろんな危険を伴うことを覚悟の上で頼んでくださいね。



省エネマンがオススメする塗装会社は、


①塗装の専門会社であること。

②地元で会社の看板を出していること。

③１０年以上、塗装の仕事をしていること。

④自社職人が塗装していること。

⑤何かあったらすぐに来てくれる塗装会社。



塗装で手抜きされない方法をまとめると、


「地元で１０年以上、塗装専門の看板をかかげ

外注でなく自社に雇用する職人がいて、

アフターメンテナンスもしっかりしている塗装の専門業者」


なら安心できます。



ここにプラスしたいのは、

「防水を知り尽くしたプロの職人たちがいること」です。



リフォーム会社の看板をあげていても

塗装は仲間業者や協力業者という名前の

他の会社に丸投げをしている会社を多くみかけます。



省エネマンが所属していたリフォーム会社も

他の協力業者に見積りから施工まで丸投げしてましたから。



当時は、省エネマンも知識がなかったため、それが当たり前でしたが、

今振り返ってみると、いい仕事じゃなかったですね。


塗装の奥深さを知らないと、

仲間業者といえども手抜きをしないとも限りません。


あなたも塗装の知識を身につけると、

手抜き業者の手口がわかるようになります。



塗り替えのときには、信頼のできる業者さんを選んで

いい塗装をしてもらってくださいね。


省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。





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