2011年10月03日

節電塗装の見積りについて(その3)・トラブルを避けるために

節電塗装の見積りについて(その3)・トラブルを避けるために


節電塗装の省エネマンです。


最近、塗装のホームページ作りに夢中です。

節電塗装の特別キャンペーンの準備をしていますので

もう少しお待ちくださいね。

あなたに喜んでもらえる企画になれば嬉しいのですが。




今日は、節電塗装の見積りにかかわるトラブルを避ける方法について

これまでのトラブルやクレームを隠さずにお話ししますね。


省エネマンが塗装の訪問販売会社に所属していたとき、

見積りの塗料はほとんどシリコンで統一されていました。


理由は、塗料の種類を少なくすることで大量仕入れができ、

コストダウンして会社に利益を残すためです。


考えようによっては、いいことのように思えますが

しわ寄せはお客さんのところへ行きます。



まず、色が限られていたので、

「この色見本の中から選んでください」と

お客さんにしてみれば、色の選択を自由にできなかったことです。



今では、さすがにそんな馬鹿なことはやっていないと思いますが、

営業マンが色を限定するようなら、その塗装会社は要注意ですね。



高いお金をはらうんですから、外壁や屋根の塗り替えの色ぐらいは

自由に選びたいものです。そう思いませんか?



塗装業者の多くが、外壁や屋根塗装に「シリコン塗料」を勧めます。

高級塗料のフッ素とは違い、シリコン塗料が数年前と比べても比較的安価になり、

職人もシリコンを使うのに慣れています。



見積り書を見た時に、気をつけてほしいのは、

外壁や屋根以外を塗装する部分の塗料のことです。



破風板(はふいた)や鼻隠し(はなかくし)が木部だったり、

手すりやベランダが鉄部などの場合、

シリコン以外の塗料を使用すると書かれていることがあります。



あるいは、使用する塗料名が書かれていないことがあります。



職人は、木部用の塗料や鉄部用の塗料を使用することが多く、

一軒の住宅に塗料を使い分けることが、トラブルのもとになるのです。



塗料の耐久年数の目安として、

フッ素樹脂が15年

シリコン樹脂が12年

ウレタン樹脂が8年

アクリル樹脂が5年


と、使用する塗料によって耐久性や価格が違ってきます。



住宅を塗り替えた時、最初に傷み始めるのは、

どこだと思いますか?



実は、木部なのです。木の部分から最初に傷み始めます。

次に、鉄の部分からサビが出てくるという順番ですね。



外壁や屋根にシリコン塗料を使用するのでしたら、

木部や鉄部にもシリコン塗料を使うべきです。



でないと、耐久性の違いからクレームに発展することになってしまいます。

数年経過した時に、外壁はまだ塗らなくてもいい状態なのに、

木部や鉄部は先に傷んでしまうことになります。



お客さんの多くは、

木部や鉄部の塗り替えを積極的に検討しません。



それもそうです。

塗り替えをするときに、おそらく営業マンから、

「外壁や屋根には、シリコンを使いますから20年ぐらいは大丈夫ですよ」

などとでまかせを聞いているからです。




塗り替えて、3年や5年しか経過していないのに

木部や鉄部が傷みはじめたら、

あの話は何だったの?となります。



省エネマンが新人当時、上司に言われたことがあります。

「缶に耳かき一杯のシリコンが入っていれば、シリコンなんだ」

「シリコンを主に使うが、その他の場所は職人が持っている塗料に任せている」




その時は、新人でしたので意味がよくわからず、

そういうものなんだと聞き入れていました。



あとになって、木部が傷むと塗り替える必要があることを

契約当時には一言も説明していないことに気がついたのです。



会社に不利なことは、自分から言う必要がないのです。

自信をもって勧めた塗り替えが、部位によって耐久性の違いがあるなんて…

お客さんはただ営業マンの話を信用させられてしまったのです。



見積りの交渉時には、お客さんは値段のことしか頭にないと思います。

塗装会社は、条件のいい話しかしません。



いつも使っている塗料や、余っている塗料から先に使いたいし、

施工しやすい材料で契約すれば、会社は儲かりますからね。



木部や鉄部がある場合には、

同じシリコンを使うのかどうかを確認してくださいね。




確認した時に、業者がどのような対応をするのか…

あなたも「塗装業者選びの判断」がつきますよね。


見積りからトラブルを避ける参考にしていただければ幸いです。



省エネマンも今では、お施主さんにお勧めできる信頼できる塗料があります。

そのキャンペーンの原稿を作っているところです。



原稿が完成したら、省エネマンがお勧めする塗料で、

ぜひ一度、試してみてくださいね。



省エネマンは、いつでもあなたのリフォームを応援します。


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Posted by 省エネマン at 17:42Comments(0)節電塗装の見積もり