2011年09月07日

訪問販売の塗装営業マンが話す内容とは

訪問販売の塗装営業マンが話す内容とは


こんにちは。

節電塗装の省エネマンです。


台風12号の被害がさらに拡大していることに驚いています。

長野県は、千曲川が氾濫するほどの被害は出ていませんが、

引き続き、警戒しましょう。



今回は、「訪問販売の営業マンが話す内容」について一言。


塗装工事のトラブルは、訪問販売による被害が多く、

きっかけは、塗装営業マンの訪問によるものです。



住宅の塗り替えは、10年をめどに検討される方が増えました。

その理由は、新築時に使用される塗料に原因があります。



多くの新築住宅は、外装の塗装にあまり予算をかけないものです。

耐久性が10年前後の塗料を使うことが一般的です。



最近は、新築件数が少なくなったために、

工務店やハウスメーカーから、リフォームへ参入するようになりました。


工務店やハウスメーカーが、塗り替え塗装の仕事を受注するために

アフター訪問などで、塗り替えの提案をするようになったのです。



そのときに初めて、住宅は塗装する必要性を知ることになります。

さらに多くの人が、外壁や屋根の塗り替えを意識させられるのは、

塗装営業マンの訪問を受けることによります。



訪問販売のスタイルは、営業マンが一軒一軒インターホンを押しながら

飛び込み訪問をする形が一般的です。


今は、モニター付きでインターホンを押されても、中から容姿をチェックできますので

営業マンとわかれば、居留守の対応ができるようになりました。


昼間歩いて不在の家は、夕方から夜にかけて再度訪問します。

必ず家の人に会うように訪問を続けます。


Q:訪問販売の塗装営業マンは、どんなことを話すのですか? 

A:あなたに関心を持たせるために、次のように話しかけます。



「あそこ、いつからあんなふうになっているんですか?」

「外壁の塗膜(とまく)が切れてますよ」

「屋根にコケが生えているんですけど、あのままにしておくとどうなるか知ってますか?」

「トタン屋根にサビが出て、このままだと穴があいて葺き替えることになりますよ」

「木部の破風板(はふいた)が傷んでいて、交換すると高いですよ」




さまざまな言葉で、あなたに耳を傾けさせようとします。

あなたは断ろうと思っていても、つい聞き入ってしまいます。



営業マンたちは、毎日、あなたの気持ちを動かすために、

どんな言葉を投げかけたら効果があるのか訓練しているのです。



あなたは、営業マンの言葉を断る練習を毎日していますか?

断ろうと決めているあなたでさえ、つい聞き入ってしまう理由はここにあります。



訓練している営業マンに、あなたが勝てるわけがありません。

負けないようにするためには、営業マンに会わないことが一番です。



「家の傷んでいるところを、親切に教えてくれる営業マンはいい人だ」

などとあなたが思うようなら、相手の術中にはまっています。



訪問販売会社の営業マンがあなたと塗装の契約をすれば、

大きな金額の歩合が入ります。


たとえ何十軒、何百軒訪問して断られても、彼らは平気なのです。

あなたのような「営業マンの話を聞くやさしい人」が見つかるまで

コツコツと飛び込み訪問を続けられますから…。


目の前に、ニコニコ顔の訪問販売の営業マンが近づいてきたら

あなたはきっぱりと断る強い意志をもってください。



次回は、訪問販売の営業マンの手口について説明します。


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